βグルカンとは何かとその性質について
私たちが生活する上で食べ物は大切なものです。
食べ物は、私たちの命をつなぐ源となってくれます。
私たちが生存するために必須の栄養素としては3つが知られています。
それは、脂質やタンパク質や糖質です。
それぞれについて特徴をもっています。
その中でも、ある種の糖質は活動のエネルギー源として大変優秀であるということが知られています。
この糖質というのは、細かく分解するとブドウ糖やグルコースと呼ばれるものの集合体です。
グルコースというのは、更に細かく見ると炭素原子が5つ並んだ環でできています。
これがたくさん繋がっていくと、色々なものに変化します。
繋がり方としては、アルファとベータの2種類が知られています。
アルファという繋がり方をしたものに、お米やもち米の成分があります。
もう1つの繋がり方であるベータの繋がり方をすると、全く別の性質を示すものと成ります。
よく知られているものに、セルロースがあります。
同じブドウ糖の環が繋がったものでも、全く性質が違うということは分かると思います。
このベータの繋がり方をするもので、セルロースとはちょっと異なった繋がり方をするものも存在します。
その1つが、βグルカンですが、βグルカンには、様々な作用があるということが知られています。
よく知られているβグルカンとしては、穀物や海藻やアガリスクなどなどのきのこ類に含まれているものが有名です。
この成分には優れた生理作用があり、抗癌作用や血糖をコントロールする作用もあるのではと言われています。